ADHDと離婚について
どうもこんにちは、ADHD妻の夫です。
今回のテーマはADHDと「離婚」です。
ADHD妻とは毎日のように喧嘩をしていて、喧嘩をしない日なんてないくらいです。
今まで付き合った人とほとんど喧嘩をしたことない自分にとって、こんなに怒ることがあるのかと思うくらい・・・(たいていの場合ってすぐに怒っても片方が折れますよね。ただ、それがADHD妻の場合がない)
そんなに喧嘩が多いなら、他のADHDの人も喧嘩多いんだろうなって思ったら案の定多かったのです。
そして、離婚率も高いのかなと思ったらやっぱり高かったですので、記事にしてみました。
## 発達障害の人は離婚率がやっぱり高いよう
見出しからなかなかセンセーショナルな話ですが、アメリカのデータでは72%と驚異的な数値です。
平均的に2組に1組が離婚を経験するアメリカで考えると20%くらいは高いということですね。
2組に1.5組が離婚を経験すると読みかえれば楽でしょうか。
そしてこちらの記事のすごいところは発達障害パートナーを持っていて離婚経験のある人にアンケートを取っているところですね。
28組に協力してもらってアンケートをとったそうですが、
1位 コミュニケーションがとれない
2位 思いやりがない
3位 性格の不一致
4位 経済力がない
5位 自己中心的でわがまま
6位 家事をしてくれない
7位 こだわりが強く普通のことができない
8位 育児に不参加でこどもに関心がない
9位 愛されてないと感じたから
10位 「発達障害だから」という一言で何もかもが許されると思っているのが嫌になった
このように結果が出たそうです。
私で考えると、ADHD妻の嫌なところが結構当てはまっており、3位、5位、6位、7位、10位あたりは感じるところがあるな・・・と思いました。
ADHDのの方も耳が痛いと思うことがありそうです。
とにかくこれだけ要因があれば、喧嘩も増えるし離婚する確率も高くなりそうです。
その他にも喧嘩になりそうな原因を記載してみます。
## 人が話したことを忘れすぎるので会話にならない
これは最近よく感じることなので、書いておかねばならないと思いましたが、「人の言ったことをとにかく覚えてない」というものです。
どうでもいいことは覚えていることが多いんですが、期日、お金、締め切りなどかなり重要なことを忘れる傾向があると思っています。
これがかなり厄介で、「〇〇日までに振り込みをしなきゃね」と言っておいて、2日間くらい連続で言っていても忘れていることがあります。
こういうことになったときは必ずと言っていいほど「聞いていない、なぜ言ってくれなかったのか」という言葉が飛んできます。
・・・いやいや、全部前日より前から言ってましたよ。
ADHDの基本特性である、物事を先延ばしにする傾向も相まってなかなか扱いづらい性格になってしまいます。
個々の部分はADHDでない私がどのようにしたら上手くいくか考えてておく課題でもあります。
あと、「人のアドバイスや忠告を全く聞いてない、聞こうとしない」というのもかなり問題です。
一般的に考えて、こういう風なことはこの状況ではしないよ、ということが自分では全くわかっていないのか、信じられないことをしてしまいがちです。
これは空気が読めないだけですが、斜め上のことをし始めます。
風邪をひいて休んでいるのに、仕事のことをし始めるとかがよい例です。寝てろって誰もが思うんですけどね。
この状態も止めたりすると大惨事、大ゲンカになったりします。
## 掃除が全くできないので、物がなくなる&人のせいにする
次に厄介なのは掃除ができないから、物がぐちゃぐちゃになっていき、物がなくなる、人のせいにするという一連のコンボです。
もはや傍から見ていると最悪の流れです。格ゲーでこんな技があったとして非難ごうごうといったところでしょう。
ほぼ毎日、「あれがない、これがない」ということを言っています。それだけならば良いのですが、「なくなったから助けて、一緒に探して」と言わないのがADHD妻で、ほぼ必ず「片づけられたからなくなった、もうどこにもない」と他人を責めてくるところがあります。
他のADHDの方はこのように言ってくるのかは謎です。(願わくばこのように言わないでほしいと願うばかりです。)
基本的にはなくしたと思っているものは自分の手の届く範囲に転がっていたりします。整理整頓ができないので、部屋が汚くて物を見つけられないだけなんですよね。
## こだわりが強すぎる
そして喧嘩の原因になりやすいのがこだわりが強すぎるところ。
全くもってADHDの人の特性に当てはまっているのですが、とにかくこだわりが強くて自分を曲げようとしないところです。
まあこだわりがあるのは別にいいじゃん
と思いがちですが、こだわりがあるのと強いのでは全く別次元の話になります。
こだわりが強くなってくると、人の衣服身なりにまでこだわりを発揮してきます。
私の場合はヒゲを剃ってはいけないという謎ルールを付け加えられました。(個人的にヒゲは嫌いなんですけどね)
剃ってしまうと気が狂ったように怒られます。これで喧嘩が成立します。
もしくは物の場所なども動かすなども怒るポイントがたくさんあって、もはや自分の家の中に地雷だらけという現象になっていきます・・・(トホホ)
## まとめ
私もどのようにしたら喧嘩しないものかと模索中ですが、何より気を付けたいのはADHDの人は人に攻撃してくる特性みたいなものが備わっていることです。
特性の1つに怒りっぽいというのがあるのですが、近くなればなるほど、怒られる確率は高まっていってしまいます。
同じ家で暮らしている以上、相手の嫌がることはしたくないのですが、普通の人にはどこにそのスイッチみたいのがあるのか全く分かりません。
そして、ちらほらと聞こえるのですが、どうしてもADHDの人はパッとみ普通に見えてしまうものなのです。どう考えても外からみると普通にしか見えないため、逆におかしく見えてしまうんです。
どこかのブログでも見ましたが、新幹線の「のぞみ」「こだま」くらい違いがあると思うとよいと書いてありました。
確かにそういう風に捉えられればいいんですけどね。本当に気を抜くとADHDのことは忘れてしまうので難しいものなのです。
ADHDと集中について
こんにちは、ADHD妻の夫です。
今回はADHDの「集中」についてです。ADHD妻を見てて思うことがたくさんあるので、書いていきたいと思います。
基本的にはADHDの人は集中に入る、集中から出ることがとても難しいという特性があります。
全ての人が本当にそうなのか?というのは置いておいて、かなり多くの人がこの集中に関して悩んでいるのをネット上で見ることができます。
## ADHDは注意散漫、集中するのが難しい
ADHD妻のことを観察していると、本当にびっくりするくらい基本的に注意散漫です。
例えば、映画やドラマを見ているときには必ずと言っていいほど携帯電話を片手に持っています。
まあ、持っているだけならまだしも、自分が見たかったものを見ているはずなのに気づいたら携帯電話の方に気が向いてしまっているという飽きれた現象が・・・。
こういうのは序の口で、基本的にほとんどのことに注意散漫になってしまっているので、挙げてみればきりがないという状態です。
なかなか集中して見ていること、することができないです。特に自分が苦手だと思っていることなどは集中がさっぱりできません。勉強するとか、苦手なことを調べるなどはさっぱりできません。
つまりこの冒頭のことのようです。
やるべきことが目の前にあるのにスマホばかり見てしまう。3つの仕事を同時に進めようとして、1つも終わらない。
こんな感じのことがADHD妻も起こっているわけですね。
## ADHDは集中するのが難しいがいったん集中すると過集中
こちらの記事にもありましたが、逆に集中して取り組み始めるとのめり込む傾向があって、仕事などで集中していたり、Instagramを見始めると(書いてて恥ずかしい)、止められなくなってしまうということが発生します。
こういう風に一度集中し始めてしまうと、周りの声が聞こえなくなってしまうくらい集中してしまうのです。
Instagramを集中してやっていると、周りで何をしても全く覚えてないようです(都合いい特性だなこりゃ・・・)。
仕事などをしているときや携帯電話をいじくっているときに話しかけると、適当に「うん」などを言うので、あとで意見の相違があって喧嘩をすることが多々あります。
この過集中は意外とやっかいなもので、コミュニケーションの妨害になったり、自分が気付かないうちに時間がとんでもなく時間がたっていたりします。
## これも全てスイッチが入りにくいのが原因
集中に入れるのがとても難しい、これは「ギアを入れられないし、いったん入れると全く元に戻らない」というADHDの基本特性からくるものだと私は感じています。
まさにある意味で他の記事にも書いた通りで、ADHDの人は周りから見ると意味不明な行動が多いですが、一緒に住んでみるとなかなか一貫性があるように思えるのです。
上手くいくはわからないですが、生産性を高めるためにできることはしたほうがいいですね。
ぜひともADHDの人は見てみてください。
しかし、こうもギアチェンジがうまくいかないとどのようにしたらいいか難しいですね。
衝動型のADHD妻に関しては
・「自分の感情を抑えることが苦手」
・「自分の発言や行動を抑えることが苦手」
などということがありますが、基本的な特性の集中するのが苦手ということも把握しておいてた方がいいかもしれません。
そうすることで付き合い方が変わるかもしれません。
## まとめ
ADHD妻は基本的に注意散漫でときおり過集中になってしまうため、集中する部分のコントロールがしにくいという特性があります。
ADHDの人たちはこのような特性があるため、仕事上などで活かしていくとすれば、注意散漫の状態で全く話が聞けない場合は場所を移動したり、あとで話したりなどの工夫が必要です。
実際にADHD妻と仕事の話をするときは、時間を置いたり、場所を変えたり、なるべく手短に喋ったりと色々と工夫が必要です。
逆にどのようにしたら集中して話をできるかを考えた方がいいのかもしれませんね。
例えばADHD妻の場合は長時間話すのは絶対無理です。
なので箇条書きなどにしてLINEなどに送ってあげないと、スカッと通り抜けてしまいます。
また、リマインダーなどを設定してあげるのもいいかもしれません。
言葉だけで伝えようとすると、ADHDの人には伝わらないかもしれません。
うまくADHDの人と話し合って、どの伝え方をすると伝わるかを聞いておくのもよいかもいしれません。
まあ・・・家族とかになると、さらに「聞いていない!」「そんなこと言ってないじゃん」と口論になる可能性もあるため、できる限り文章を送ってあげるといいのかもしれません。
そして、できる限り何回か言ってあげる(聞いていない可能性も非常にある)ため、はっきり言って面倒くさいと感じる人もいるかもしれませんが、コツを覚えておかないとお話しになりません。
なるべくADHDの行動特性をよく理解して、対策してあげるのが最適&この手段しかないと思います。
ADHDと睡眠障害
こんにちは、ADHD妻の夫です。
というのもタイムリーな話題で、書いている現在で12時間くらい全く起きる気配がありません。基本的にADHD妻は眠れないことが多いのですが、それとは反対に12時間ぶっ通しで何しても起きないというときもあります。
かなり厄介なADHDと睡眠障害、切っても切り離せないようなので、色々と書いていきます。
ADHDは睡眠障害を患っていることが多い
冒頭でも書きましたがADHDの人が睡眠障害を併発しているのは70%程度とかなり高確率です。(ソースはどこだか忘れましたが・・・)
こちらの方の記事によると、
ADHDの研究者トーマス・ブラウンは、ADHDの人はギアチェンジがスムーズにできず、今やっている事から次にやることへの切り替えがうまくできないのだ
と述べております。うーん傍から見てる限り確かにそんな気がする・・・
そして、誰かがADHDは「さび付いた車のギア」みたいなものだと言っていたのも思い出しました。(また誰かソース忘れてしまった・・・。)
一応ギアは変えることはできるのだけど、何をするにもなかなかギアが入らない、戻らない、入ったけど次のギアを入れるのがなかなか難しい。
まさにこんな感じで行動がなかなかできないんですよね。
これが睡眠にも当てはまってしまうのでタチが悪いと。何をするにも厄介で、ADHD妻は昨晩お風呂に入ることがなかなかできずそのまま寝てしまいました。
コンタクトも化粧も落としてません・・・。(ちなみに今月2回目)
まあ仕事もしていてアトピーもあるし、疲れてるので、こういうことは稀ですけどね。
睡眠障害は何も「寝れない」だけではない
ADHDの人は有名な概日リズム症候群のにかかってしまうことが多いようです。
簡単に言うと体内時計の崩れが出てしまうこと。
しかし、ADHD妻の場合は何かおかしい感じです。
まず、概日リズム症候群は睡眠時間はズレてしまうのですが、睡眠自体に問題はないそう。
ADHD妻は睡眠自体に割と問題ありです。入眠までの時間がとにかく長いので不眠症の疑いがあります。
そして、たまに早く眠ることができると(自分の意志とは関係なしに)「全く起きれない」というのも抱えてしまうわけです。
ちなみに毎日寝るのが遅い4時とか5時ため、毎日14時か15時に起きるのが普通です。
うーん、これだけ見ると概日リズム症候群のような気もしてくる・・・。
私もこのサイクルに(いやだけど)付き合わされているので、普通の人間からするとこのリズム感はなかなかしんどいものがあります。
次の日に予定があれば起きたりすることもできるが
ADHD妻は次の日の予定があると普通に起きれるみたいです。(睡眠導入剤のデパスは飲んでます)
これは一体どういうことなのか本当に不思議です。
ADHDの人によっては予定があってもなくても起きるのがとても難しい人もいるのですがね。
ADHD妻はサクッと起きて準備は時間がかかりますけど、遅刻することなんていうのがほとんどありません。
ADHDの人の特性によって結構変わるみたいですね。もしかしたら不注意型の人にとっては時間通りに起きるのは難しいのかも・・・(ADHD妻は衝動型)
ただこの記事を見るとなんだか納得する部分もあります。
「家族以外の誰かに見てもらう緊張感」という部分です。
ADHDの人って家族の人は「あまりにも安心感がありすぎる存在」になっている可能性があるんですよね。(個人的な見解ですが・・・)
なので、家族があたえる緊張感程度じゃ全く動じない。家族がいくら「起きろ」と言ったところで全く起きやしませんからね。
ただ、仕事も第三者によるプレッシャーな気がするんだけど・・・というのはこの際置いておきましょう。
ADHD妻の場合は自営業のため仕事のプレッシャーというものはほとんど外部からの刺激じゃないと考えている節があり(本当は考えてもらいたい)、あまり有効的ではないとわかります。
しかし、この記事のように明らかに外部との接触があるにもかかわらず、起きることができないというのはADHD心理としてはどうなっているのでしょうか。
記事中ではカウンセラーに頼ることで外部との接触をする、ということがお勧めされていますが、私からすると仕事も外部接触なんじゃないかなと思わなくもないです。
ここからは個人的な見解ですが、ADHDの人が仕事で起きたりできなくなってしまうのは「慣れ」による部分がかなり大きいのではないかと思います。
外部刺激が続いたとしても「慣れ」による部分という安心感が大きくなってくると、「慣れ」た部分に関しては関心がまあり働かなくなってきてしまい、最終的に起きられなくなってしまうのではないかと考えます。
つまり、だんだんと外部刺激の効果が弱まってきてしまうのではないかなと思うのです。
ADHDの人も仕事を始めるときにはしっかりと起きれたけど、だんだんと「慣れ」の要素が強くなってきてしまい、最終的には「慣れすぎて」起きられなくなってしまう。
記事中にあった「家族以外による第三者の緊張感」というのは効果的であるにせよ、だんだんと慣れてきてしまい、最終的には起きられなくなってしまう、そんなことがありそうです。(もしくは第三者の刺激をぎりぎりまで先延ばしにする)
ADHD妻の行動特性を観察して書いているだけなので、違っているかもしれませんが、案外遠くもない気がしています。
何か他に意見や研究結果があったら是非とも聞いてみたいところです。
まとめ
なんとかADHDの人たちが睡眠障害を克服できるといいなぁとは思うのですが、手術とかで治るわけでもないですし、難しいなぁ・・・
ADHDは天才肌なのか?
こんにちはADHD妻の夫です。
よくADHDをネットで検索していたりすると見かけるのが、「ADHDは天才肌とか偉人がADHDだった」ということです。
これ、なかなかなポジティブな話なんですけど、みんなにも当てはまるという話ではないですよね。
ADHDの人はこんな感じなんだってADHDの人もそうでない人も思ってくれると嬉しいです。
ADHD妻は発想豊か
ADHDは発想豊かというのはよく聞きますが、本当に発想豊かだと思います。
ADHD妻は夜になると「アイデアがポンポン出てきてしまって眠れなくなる!」ということをよく言っています。
上記のように言っているのは伊達ではなく、次の日に側からみるとほぼ0から仕事のアイデアを出してたりします。
このようなことを考えると、たしかにADHDの人は発想力が豊かですし、他の人から見るとすごいと思うことはありますね。
ADHDはアイデアは出るけど具現化するためには人の助けが必要
確かにADHDの人はアイデアマンではあるのですが、そのアイデアを具現化するためのセッティングが必要となります。
ADHD妻発想が出てくるものの自分の手で具現化までのプロセスがかなり難しいのです。
人を使ったりするのも難しいために、個人だけで発想を具現化するのはハードルがかなり高いです。
そのため、具現化をするためには誰かの手助けが必要となります。
ADHDの人が結果を出すためには、かなり縛り付けたりする環境にいると難しいため、できる限りサポートしてあげる人とセットで組んだりしてビジネス化や具現化をしてあげるとよいかと思います。
ADHDの有名人として坂本龍馬もなんじゃないかと思われていますが、彼一人では決してうまくいくことはなかったと思いますし、姉の乙女から教育を受けたりしていますね。
楽天の三木谷浩史社長もADHDの疑いがある方で、自分もそうかもしれないというエピソードがあります。
そんな三木谷社長も楽天の創業は一人で行ったわけではなく、いくらかの有能な人たちとともに創業しました。
現在でも執行役員は非常に優秀な人たちが囲んでおり、三木谷社長のアイデアを具現化している人が多いということわかります。
ADHDの人は会社員よりも自営業や会社経営向きである
このようなことからもわかる通り、ADHDの人は会社員のような縛られた環境よりも、自分がトップでやりたいようにやっている方が結果を出しやすそうです。
それでなくても、デザインなどのクリエイティブ系に進んだ方が明らかに結果を出しやすい環境だと思えます。
実際にADHD妻は自営業であり、他の同業者よりもアイデアはぽんぽんでてくるようだなぁと外から見ていると思えてしまいます。
ADHDの人はちょっと他の人よりも尖ったような人が多いので、自分からビジネスを興したりするような職業があっているように思います。
こういった事情もADHDの人が天才肌ではないかと思われる理由のような気がしますね。
まとめ
ADHDの人はアイデアが豊富で、色々なことが浮かんでくるため、天才肌のように周りから見れば思えますね。
しかしながらそのような天才肌も、実際には周りにいる人がサポートをしてあげないと具現化はできないと思います。
やはりどんなことでも周りのサポートが大切です。
もし、ADHDの人が仕事で悩んでいるとしても、それをサポートしてあげられような人がいればアイデアを形にできるはずです。
天才肌だなぁと思えるようなことも、周りとの連携が大切ですね。
ADHD妻と疲労
こんにちは、ADHD妻の夫です。
今回はADHDのパートナーを持つ人への少し注意して起きたことやアドバイスを書いてみます。
ここを気を付けておくと、「一体どうしたのあんたは?」と思ってびっくりすることを防ぐこともできます。
ADHD妻は疲労したりするとADHDが悪化する
ADHD妻は体力の限界を迎えてくるとADHDが悪化してさらにADHDの特性である衝動的が抑えられなくなってしまいます。
普段ADHDの人は自分でもそのような特性を理解しているため、なるべく自分の意志でADHD特性を抑えているようです。
疲労してしまっていたり、寝不足になっていると、その抑え込んでいる意志がだんだんと効かなくなってしまいます。
どこかに泊まりで行ったりして、普段眠ることができないのに、環境が変わってしまうとさらに寝ることができなくなってしまう可能性は高いです。
旅行などによりさらに次の日に寝不足・・・ということは十分に考えられることですね。
そうするとADHD妻の場合はもう人の話を聞かないで、自分の話を大胆に喋りまくってしまうことがあります。
こりゃアカンな・・・と思って少し止めようと思いますがなかなか難しいです。
ADHD妻は大勢の人と話してると暴走し始める
衝動的なADHD妻の特性によると、大勢の人と話している場合はなかなか聞くことができなくなってしまうようです。
これはやはり大勢の人の話を処理するのが難しいということを指しているのかなと思います。
先日はADHD妻の寝不足もあって、5人くらいいると遠目からみていて話がごっちゃごちゃになってくると、ADHD妻の話が暴走し始めていました。
暴走してしまうと全然人の話が聞こえなくなってしまうので、「まあまあ」「どうどう」と声をかけてあげるなり対策が必要です。(その場合「一体なんなの?」とキレられることもしばしばですが・・・)
ADHDが爆発している時には声をかけてあげることも必要かも
上記のように寝不足だったり体力の限界!(千代の富士風)になっている上に、人がたくさんいる場合はADHD妻の暴走も歯止めが効きません。
このような状態になっている場合は、いったん話を止めてあげたり、「ADHDが暴走してるよ」などと声をかけてあげると少しマシになるような気がします。
まあ実際は自分のしたいようにできなかったと、思われて怒りの矛先がこちらを向いてしまうこともあります。しかし、他の人がギョッとなってしまうのを考えればまだましかな・・・と思えなくもないのです。
まとめ
他のADHDの方ももしかしたらこのような特性をお持ちではないでしょうか?ADHD妻の場合はこうなので、一概にすべての人が疲れてきたりしたらADHDが悪化するとはいえないです。
もちろんこのようになったら、人より多くの時間休ませてあげることが必要ですし、寝ることも必要になってきます。
もし、身近にADHDの人がいなかったとしても、このように少しでもADHDのことを知っておくと、もし出会ったときに理解をしてあげられるかもしれませんね。
ADHDと我慢をすることについてADHD妻を見て考える
ども、ADHD妻の夫です。
今回は「ADHDと我慢」について考えてみます。
ADHDと「我慢」というのは密接に関連してますので、ある程度理解してあげたり対策をしたりすることが必要なんじゃないかなと思います。
こんなこと書いていますが、ADHD妻には「私のことを理解していない!」と言われることはしばしば、やれやれです。
我慢できないADHD
多動型のADHDの人はよく授業中にふらふら歩きだしてしまったり、じっと座ってられなかったりすることがあります。
そういえば、自分の小学生のクラスで授業を聞いてられない人って結構いたような・・・そう思ったら多分その人がADHDです。
私が小学生や中学生だった20年くらい前はそういう人がいても、「授業を聞けない困ったやつ」程度しか思われていませんでした。
今ではそれがADHDということがわかったので、不思議な現象というよりは「ああなるほどね」って思えるかもしれません。
しかし、大人になると会社でソワソワしてしまったりこれが大変。
衝動型の人だったら人の話を聞けないというのが特徴です。
その他にも衝動買いしてしまったり、質問が終わらないうちに勝手に答えたり、ダダをこねたりする・・・などなどですね。
不注意型の人は我慢とはあまり関係なさそうなことが多そうですが、切り替えが苦手なので大変ということが挙げられます。
我慢できないと起こる弊害
実際ADHD妻は衝動型なので、あまり人の話を聞けないタイプです。
ADHD妻は友人と話すときは、「かなり頑張って聞いている」らしいのでなんとかなっているそうです。
その他には大変なのは、自分の望み通りにならなかったりするとダダこねはじめたりするのが特徴ですね。(いつもおいおいマジかよって感じですけどね・・・)
あとはまずいのは衝動買いをしてしまうこと、これはADHD妻は「自分ではしてない、高いものは買っていない」と言っていますが、「安いものはたくさんかってくる」んですよねぇ・・・
このタイプの人は部屋にものをガンガン買ってきてしまうので、部屋が汚部屋になってしまうんだと思います。
汚部屋になってしまう人はADHDの可能性があるんだろうなぁと思います。
衝動買いのケースはこちらにも記載があります。
ちょっと違いますが、荷物が家じゅうにあふれているのはこのサイトのイラスト通り、我が家も同じです・・・
周囲の人の理解と対応が重要
ADHDの人は上記の特性があるので、普通の人のように生活するのは結構難しいです。
実際にADHD妻は自分でも「会社で働くのは無理だなぁ」と言っています。
理解をしておかないとADHDの人と衝突してしまうことが多くなり、まともに何かすることも不便な状態になってしまいます。
特に家族やパートナーがADHDの傾向が見られた場合はいくらかの理解をしてあげないと生活するのも困難になってしまいますね。
子どもの場合も特性を理解してあげることが重要になるとこちらのサイトでも記載されています。
4-1.特性理解の重要性
ADHDの特性を理解することが何よりも重要になります。ADHDの子どもは、決して怠けているわけでも人を傷つけようとしているわけでもありません。自分自身も感情をコントロールできずに悩んでいるということを忘れないでください。周囲からの理解を得られずに孤立してしまうことを避けるためにも、具体的な対処法を考えていきましょう。
確かに理解してあげることはたやすいものではありませんが、周囲の協力なしではADHDの方は生活するのも困難になって生きづらさを感じてしまいます。
まとめ
今回の記事をまとめてみますと、
・ADHDの人は我慢するのが苦手な人がいる
・我慢できなくて苦しむ人がいる
・周囲の人が理解してあげる必要があります
衝動的だったりしてしまうことでADHDの方本人も自己嫌悪になってしまうことも多いです。
周囲の人が少しでも理解してみることが大事になってきますね。
ADHDとカフェイン
こんにちは、ADHD妻の夫です。
今回のADHD話は「カフェイン」です。皆さん当たり前ですがカフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれる成分で主に眠気覚ましに使われていますね。
その他にも集中力が向上したりするため、勉強や仕事のおともにしている人も多いんじゃないかと思います。
ADHDの人もカフェインを摂取することがあると思いますが、意外な効能があるそうなんですよね。
もちろんコーヒーの摂取のしすぎは体に毒なので、何事もほどほどが一番と言えます。
ちなみに全然関係ないですが、私はコーヒーを飲むとおなかを下す以上に大変なことになってしまいます。コーヒーアレルギーみたいなんですよね・・・。
ADHDとカフェインは結構関係ある
ADHDはうまく脳内の神経伝達物質がシナプスとシナプスの間でうまく働くことができないために引き起こされてしまうと考えられています。※優勢派という見解
カフェインはまた、「血管収縮薬」の役割も果たします。すなわち、血管を小さくさせ、血流を減少させるのです。
また、ADHDの治療で使用される「アンフェタミン」も血管を小さくさせます。カフェインはADHD治療薬と同じような働きをするのです。
こちらの方のブログによると、アンフェタミンというのは血管を収縮させる効果があり、カフェインと同じような働きをするそうです。
てっきり血流量をあげたり、血管拡張作用がある方がADHDには効くのだと勝手に思っていたのですが、ここのところどうなんでしょうね。
どこかに実験や研究などがあったらぜひとも知りたいです。
このサプリメントは血管拡張効果のあるL-フェニルアラニンというサプリメントです。
このシトルリンのように血管拡張作用があり、血管拡張することによってADHDが緩和されるという噂を聞いたのですが、果たしてどっちがよいのやら・・・
カフェインはADHDの対策役と同じような効果が薄いながらある
血管が拡張されるか収縮されるかどうかでADHDが緩和するか悪くなるかはわかりませんが、コーヒー(カフェイン)自体にはADHDを少し改善してくれる可能性があるみたいですね。
こちらの記事によると「覚醒作用により」ADHDを緩和させることができるという記事が載っていました。
なるほど確かに、目が覚めるような覚醒作用によりADHDの症状が緩和される可能性はありそうだ・・・
もちろんまだ研究段階の分野であったり、ADHDの対象が子どもであった場合はカフェインを摂取させるのはあまりよくないと考えられます。
ここの関連は十分でないにしろ、少しマシになるという事実があるだけでも大人は試してみたくなるでしょうね。
ADHDにはいいのかもしれないが、睡眠障害が厄介
さてさて、コーヒーはもしかしたらADHDに良いかもしれないのです。しかしながら、問題はADHDの人が結構併発している睡眠障害が厄介ですね。
70%くらいの人ADHDの人は睡眠障害を患っており、これがかなりの悩みの種となっています。
こちらの方の記事ですが、まさにADHDの人の睡眠の辛さを端的に表した文がとにかくたくさんあります。
これはあたかも重い石油タンカーのようなものです。巨大な石油タンカーは、動き出そうと推進装置に火を入れてもなかなか動き出せず、逆に止まろうとしてもなかなか止まれず、惰性でかなり長い距離を進んでしまいます。
ADHDの人も同様です。朝起きて、さあ活動に取りかかろうとしても、なかなか調子が上がらず、逆に夜にさあ寝ようと布団に入っても、なかなか止まってくれないのです。
毎晩、毎朝押し問答をしている私にはよくわかる話です。
しかもなかなか寝かせてくれないんです。(こちらが寝る直前まで騒いでてうるさいだけです)
そんなADHDの人ですが、乳幼児の睡眠障害の影響によりADHDになっていることが指摘されているそうです。
どちらの場合も、睡眠障害と発達障害は密接に関係していると考えられていて、もしかすると、乳幼児期から睡眠障害があるせいでよく眠ることができず、脳の発達が影響を受けているのではないか、とさえ書かれています。
なるほどね・・・確かにそういう風に考えられるかもしれませんね。ADHD妻のお母さんもかなり手を焼きながら育てていたのかな?と思ってしまいました。
子どもでADHDになりそうな傾向があったらうまく寝かしつけてあげないといけないのかな?
もし家がめちゃくちゃ荒れていて、小さなころからうまく寝ることができなかった子どもがどのくらいADHDを発症しているか?とかも研究されてたりしないのかな・・・。なかなかそんな統計とるの難しそうですけど。
ADHDとカフェインのまとめ
というわけでまとめです。
・カフェインは血管収縮作用がありADHDに効果あり?
・カフェインは覚醒作用もあるので、少しADHDに効果あるかも?
・カフェインを試すのもいいけど、睡眠障害も多くの人がかかっているので注意