ADHD妻観察記録

ADHDの妻の特徴を面白おかしくブログのネタにします。

ADHD妻・物が片付けられない

こんにちはADHD妻の夫です。

今回のテーマはADHDと「物の片付け」です。

ADHDの人には物の片付けができない人が多いといいます。 本人は片づけたくてもどういうわけか気づかないうちにどんどん汚くなっていって、しまいにはいつも通り汚部屋状態になってしまう。

傍からみると、よくこんなので仕事できるな~と関心するぐらいのレベルですが、本人からすると普通にできるからあら不思議。

そんなADHDのものが片付けられないをテーマに書いていきます。

物が片付けられない惨劇

私が一番最初にADHDって大変だな・・・と思ったのは、ADHD妻はどんどん机が信じられなくなるくらい汚いということです。

一回すべてをキレイにしてあげたことがあるのですが、1か月以内くらいでとんでもない机に逆戻り。 それから何回かやったとしても、すぐに逆戻りします。

私もADHD妻の仕事を把握して負担を減らしたいと思っているのですが、この物があふれかえっている机を見ると、何がどうなっているか把握することすら困難です。協力しようと思ってから1年がたつところですが、パソコン上のもの以外はどうしようもない状況です。

さらに協力したいのも山々なのですが、人に片づけてもらうと、どこに何が入っていたかわからなくなる恐れがあるため、惨劇となります。 片づけたことによって喧嘩になることもあるので、うかつには手出しできません。 つまり結構、難攻不落かつ、無理げー要素を兼ねそろえていると思っていただいて結構です。

仕事のことになれば、ものがなくなったのも片づけられたせいだと言われ、在庫がなくなっているのに片づけられたせいだと言われたのは山ほどあります。 つまり基本的に物がなくなったということが多いADHDの人は、「片づけられないからわけがわからなくなっている」ということになります。

なんで物が片付けられないのか?

具体的にはわかっていません。というかADHDがすでになんでなのかよくわかっていません。

ADHDが原因で片付けができない」という記事はよく見るのですが、「ADHDになるとなぜ片付けができなくなるの?」という研究結果などは発見することができませんでした。

本当になんでなんだろう・・・疑問です。 どなたかこの部分ご存知な方、書籍があったら教えてもらいたいです。

www.chunichi.co.jp

そんななかこちらの「みっと君」さんは向き合いつつもお片付け術を編み出しているのでなんともポジティブな人だなぁ・・・としみじみ。

ADHDの部屋の片づけ:対策と傾向

ごみを捨てること。ADHDの人はごみをゴミ箱に捨てることもかなり難しいですが、ゴミ袋をゴミ収集所に出すということも難しいです・・・

まずは大原則を知っておこう

ADHD妻の対応としては、基本的に「物を床に置く」という片付けが苦手な人の典型的ともいえる方法をしてしまうのです。 ご存知の方も多いと思いますが、物を床に置いてしまうと基本的にもう終わりです。 あとはどんどん部屋が汚れていきます。

そのため、まず「床に物をおかない、おかせない」というのが大原則です。 これをやってしまうと、まず物が片付くことは永遠にないといえます。

さらに、部屋もそうですが、机の上はとんでもないものが散らばっている可能性が非常に高いです。「え?なんでこれを捨てないの?」というものが散乱しているため、これじゃあいつまでたっても部屋が片付くわけないよね。と無駄に理解してしまうことのオンパレードです。

片付けが苦手:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト

発達障害を知らない人には「何言ってんだ?」レベルの話でしょうが、これは非常に大切です(しみじみ)。

片付けられないADHDが片付けられるようになるまで - ADHD会社員が生きやすさを獲得するまで

こちらの方も同じように頑張って片付けしてました。

勝手に物を掃除してはいけないかも

物に愛着がやたらと強いため捨てられないというのがADHDの基本特性になぜか備わっているため、他の人からみたら明らかに捨てたほうがいいのに、本人は捨てたがらないという習性もあります。

そして、一度誰かが手を付けると、やたらと気に障るのか突然怒り始めます。「あれがない!これがない!どこかにやった!」ということになりかねないので、ごみを見つけたら捨てるというだけにしておいた方が無難ですかね・・・。

私の昔の会社の先輩が言っていましたが、「今すぐに出てこないものというのは、ゴミ当然である」と言っていたのをなぜか最近よく思い出します。

室内をきれいにするためには、基本的に物を持っていたらいけません。 物を持ちたいならば捨てなければいけません。 これを見ている方、まずは目の前にあるごみを1つでも捨てましょう!

紙をまず先に捨てさせることが先決

誰しもが結構持っていると思いますが、紙というの厄介です。 なんとなく大事だから取っておこう。というような代表格ともいえます。 紙は本当に原本を持っていなければいけないもの以外はさっさと捨てましょう。 不安な方はスマホで写真を撮ってから捨てればいいと思います。 紙というのはほとんどがいらないものばかりで、本当に必要なものはごくわずかです。

小物を買うな

調べていて思ったのが、物を捨てるのになぜか部屋が汚くなってしまう人がいました。 本人は物を捨てているので、どんどん部屋の中からは物がなくなっているはずなんです。 それなのに部屋が汚くなっているということは、物を買ってきてしまっているに他なりませんね。

ADHD妻は小物を買う習性があります。「安いからいい、高いものだからいい」という謎の理屈をつけて物を買ってくるのですが、まるで「スーパーの袋を一体何年分ため込んで、これらはいつつかうのだろうか?」というありがちなおばあちゃんみたいな現象が起きます。

つまり、つい小さなものを買ってしまうという行為は部屋が汚れていく大原則にあてはまってしまいます。 つまり、安いからといって買ってはいけないのです。 ADHDは一度買ったらなかなか捨てることができません。早急に考えを改めましょう。

まとめ

この部屋が汚くなるという問題、私が一番大変だと思っていることで確実にQOL(Quolity of Life)が下がる習性です。 なるべくこれを阻止しようと頑張っているのですが、片づければ喧嘩、片づけなくても喧嘩とはっきり言ってお手上げ状態になりつつあります。

どうにかならないものか・・・あまりに汚しっぷりにそろそろ自分の心が折れそうになりつつも毎日少しずつ掃除をする毎日です。。。

ddnavi.com

ダ・ヴィンチニュースさんを参考に片付けしてもらいたいものです。